8月の公的債務残高は6兆2,650億レアルで過去最高記録(2023年9月27日付けヴァロール紙)

2023年8月の連邦公的債務(DPF)は過去最高水準に達し、6兆2,650億レアルに達したと国庫庁の公的債務業務管理調整官であるロベルト・ロバリニャス氏が今週水曜日に発表した。

さらに、連邦政府の対内債務残高(DPMFi)は初めて6兆レアルの水準を超え、6兆270億レアルに達していると財務省が先に発表した8月の月例債務報告書(RMD)についてコメントするための記者会見で行われた。

また、今後12カ月間に満期を迎える連邦債務の増加は、8月に実施されたブラジル国債発行のせいではなく、むしろ2024年8月を含む観測枠の変化によるものであり、満期は2,450億レアルに達するためとロベルト・ロバリニャス氏が説明している。

同氏はまた、新たな国債発行は、対内債務残高(DPMFi)のコスト削減するものであり、増加させるものではないと説明している。

8月にリスク回避環境や満期額の減少にも関わらず、国庫庁は期限前確定証券を中心に相当量の発行を実施したと説明している。

9月は再びリスク回避の高まりが顕著で、インフレ懸念から株式市場は下落し、米国債は2006年以来の高水準に達してると説明している。

 

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