ブラジル地理統計院(IBGE)の継続的全国家庭サンプル調査(Pnad Continua)の調査結果を発表によると、2023年6月~8月の四半期の月間平均失業率は、7.8%と5月~7月の前四半期の平均失業率8.3%を0.5%下回る大幅な減少を記録している。
今年6月~8月の四半期の月間平均失業率7.8%は、2015年2月の四半期に記録した平均失業率の7.5%以降では最低の失業率を記録している。
Valor社が29社のコンサルタント及び金融機関対象の調査では、最低予想は7.7%、最高予想は7.9%、平均予想の7.8%と結果が一致している。
今年6月~8月の四半期の14歳以上の月間平均失業者数は840万人、前四半期比では、5.9%に相当する52万8,000人の減少に相当している。また前年同期比では、13.2%に相当する130万人の減少を記録している。
今年6月~8月の四半期の労働者人口は、前四半期比1.3%に相当する130万人増加の9,970万人に達している。また前年同期比では、0.6%に相当する64万1,000人増加を記録している。
2022年3月から2023年6月までのの平均失業率の推移