農業機械及び建設機械販売が牽引も今年初め9か月間の産業車両販売はマイナス5,01%(2023年10月9日付けヴァロール紙)

全国道路用具製造業者協会 (Anfir)の発表によると、今年初め9か月間の農業機械・建設機械・鉱業など向け産業車両販売は前年同期比マイナス5,01%の11万1,200台に留まっている。

今年初め9か月間の産業車両販売11万1,200台の内訳では重量車両販売は前年同月比5,04%増加した一方で、「ボディ・オン・シャーシ」として知られる軽車両の新車登録台数はマイナス16,59%と大幅な落ち込みを記録している。

道路機器メーカーにとって今年下半期は引き続き回復期となっているが、その好調な勢いはまだ業界全体のバランスをプラスに転じるには十分ではない。

アグリビジネスと土木建設部門が輸送機器販売がポディティブなスパイラルに結び付いていると全国道路用具製造業者協会 (Anfir)のJosé Carlos Spricigo会長は説明している。

今年初め9か月間の大型と呼ばれるトレーラーおよびセミトレーラーのセグメント販売は前年同期比5,04%増加の6万5,800台、「ボディ・オン・シャーシ」として知られる軽車両の新車登録台数は前年同期比マイナス16,59%に相当する4万5300台に留まっている。

.Anfirでは8月に今年の販売台数を13万5,000台から14万5,000台に上方修正している。業界の総生産台数は16万台、新車登録台数は約15万台、輸出は5,300台が見込まれている。今年初め8か月間の輸出台数は13,79%増加の4.061台を記録している。

また今後の販売回復の要因として政策誘導金利Selicの引下サイクル入り及び2022年3月に承認され、負債を抱える約44万の零細・小規模企業に恩恵をもたらすSimples Nacional(Relp)の範囲内での債務支払い延期プログラムの継続を全国道路用具製造業者協会 (Anfir)のJosé Carlos Spricigo会長は説明している。

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