9月の中央政府の財政プライマリー収支は115億4,800万レアルの黒字計上(2023年10月26日付けヴァロール紙)

2023年9 月のブラジルの中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府のインフラ指数を差引いた実質財政プライマリー収支は、115億4,800万レアルの黒字計上している。

今年9月の中央政府の実質財政プライマリー収支の115億4,800万レアルの黒字は、統計を取り始めた1997年初めからでは7番目の黒字を記録している。

今年9月の過去12カ月間の累積財政プライマリー収支は、GDP比0.7%に相当する714億レアルの赤字を計上している。

連邦政府の今年の財政プライマリー収支は、2,315億レアルの赤字以内に収めることを目標にしている一方で、財務省並びに計画予算省は、1,414億レアルの赤字を予想している。

2022 年 9 月の財政プライマリー収支は 109 億レアルの黒字。 2022 年財政プライマリー収支は、GDP比0.5%に相当する541 億レアルを黒字であった 。

今年9月の国庫庁の財政プライマリー収支は、327億レアルの黒字を計上した一方で、社会保障院は210億8,900万レアルの赤字、中央銀行は9,300万レアルの赤字を計上している。

今年初め9か月間の中央政府の累計財政プライマリー収支は933億レアルの赤字を計上、そのうち国庫庁は1,558億レアルの黒字計上、社会保障院は2,488億レアルの赤字、中央銀行も3億6,700万レアルの赤字を計上している。

今年9月の中央政府の純歳入は、前年同月比10.7%増加の1,702億レアルであった。一方今年9月の中央政府の純歳出は、前年同月比11.5%増加の1,586億レアルを記録している。

今年初め9か月間の中央政府の累計歳入総額は、前年同期比マイナス3.8%の1兆3,950億レアルに対して、累計歳出総額は、5.2%増加の1兆4,880億レアルを記録している。

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