31日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、2023年第3四半期の月間平均失業率は7.7%に減少、2014年に記録した失業率6.9%以降では最低の失業率を記録している。
2023年第3四半期の月間平均失業率7.7%は、2023 年第 2 四半期の8%並びに2022 年同時期の8.7% の両方を下回った。 また6月から8月終了の四半期は7.8%だった。
Valor Dataっ社が21社のコンサルタント会社や金融機関対象の調査では、最高の失業率7.9%、最低の失業率7.6%、平均失業率予想は7.75%であった。今年第3 四半期の14歳以上の労働者人口の中で失業中の人口は830万人であった。
今年第3 四半期の失業中の人口830万人は、第 2 四半期比では3.8% に相当する33 万 1,000 人減少、2022 年の同時期と比較して 12.1%に相当する110 万人減少している。これは2015年3月から5月に終了した移動四半期の失業者数の830万人以来最低の失業者数となった。
今年7月から9月までの四半期の就業人口(従業員、雇用主、公務員)は9,980万人で、調査が開始された2012年以降では最大の就業人口を記録している。
今年第3四半期の労働者数は前四半期比0.9%に相当する92万9,000人増加、前年同期比では0.6%に相当する56万9,000人の増加を記録している。今年第3 四半期の労働者の平均収入は前年同期比 1.7% に相当する49レアル増加の増加の2,982 レアルとなった。
2012年3月から2023年9月迄の失業率の推移
2012年3月から2023年9月迄の朗雄同社の平均賃金の推移