今年9月の石油・天然ガス生産は記録更新の466万6,000バレル(2023年11月1日付けヴァロール紙)

11月1日の 国家原油庁(ANP)の発表によると、2023年9月のブラジル国内の原油や天然ガスの1日当たりの平均生産は466万6,000バレルに達し過去最高の生産量を記録した2023年7月の448万2,000バレルを更新している。

9月のブラジル国内の原油や天然ガスの1日当たりの平均生産466万6,000バレルのうち岩塩層下プレソルトの原油生産は359万4,000バレルに達し、過去最高を更新している。

9月のブラジル国内の原油生産は前月比6.1%増加の367万2,000バレル、前年同月比では16.7%増加を記録している。過去最高の原油生産は2023年7月に記録した351万3,000バレルであった。

今年9月の天然ガス生産は前月比6.9%増加の1億5,799万立方メートル、前年同月比10.4%増加を記録して2023年7月の1億5,407万立方メートルを突破して記録更新している。

今年9月のブラジル国内の77%を占めるプレソルト油田の原油並びに天然ガス生産は359万4,000バレルと2023年7月に記録した335万9,000バレルを突破して記録更新している。

今年9月のプレソルト油田の原油並びに天然ガス生産は前月比9.5%増加、前年同月比では19.8%増加、そのうち144カ所の油田からの原油生産は283万バレル、天然ガスは1億2,161万立方メートルとなっている。

ペトロブラスの原油生産のうち海上油田の生産は97.6%、天然ガス生産は87.2%を占めている。ペトロブラスのブラジル国内の原油や天然ガスの生産は全体の89.02%を占めている。また地上油田は5,764カ所に対して海上油田は520カ所となっいる。

サントス海盆のプレソルト油田のツピ油田の9月の原油生産は90万2,400バレル、天然ガスは4,432万立法メートル、原油開発向けのFPSO(洋上浮体式生産・貯蔵・積出施設)のプラットフォームGuanabaraの原油生産は17万9,340バレル、天然ガス生産は1157万立方メートルを記録している。

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