今月10日のブラジル中央銀行の発表によると、2023年10月のポウパンサ預金は、引出総額が預入総額を120億1,570万レアル上回り、大幅な赤字を計上している。
また今年9月のポウパンサ預金も、引出総額が預入総額を58億3,500万レアル上回り、2カ月連続で大幅な赤字を計上している。
今年初め10か月間のポウパンサ預金は、引出総額が預入総額を982億8,500万レアル上回っており、大幅な赤字計上が続いている。
2022年10月のポウパンサ預金は、引出総額が預入総額を110億600万レアル上回っており、昨年1年間では1,032億3,700万レアルの赤字を計上していた。
今年10月末のポウパンサ預金残高は9,617億6,300万レアル、今年10月のポウパンサ預金の利払いは56億3,100万レアル、不動産クレジット(SBPE)向けポウパンサ預金は88億2,500万レアル、農村クレジット(SBPR)向けポウパンサ預金は33億3,100万レアルが利用されている。