今年第3四半期の失業率は19州で減少を記録(2023年11月22日付けヴァロール紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の継続的全国家庭サンプル調査(Pnad Continua)の調査結果を発表によると、2023年7月~9月の四半期の月間平均失業率は、調査対象に27州のうち19州で減少を記録している。

今年第3四半期のサンパウロ州の平均失業率は第2四半期の7.8%から7.1%、マラニョン州は8.8%から6.7%、アクレ州の失業率は9.3%から6.2%とそれぞれ大幅な減少を記録している。

ブラジル地理統計院(IBGE)の継続的全国家庭サンプル調査(Pnad Continua)の調査結果を発表によると、2023年7月~9月の四半期の月間平均失業率は、調査対象に27州のうち19州で減少を記録している。

今年第3四半期のサンパウロ州の平均失業率は第2四半期の7.8%から7.1%、マラニョン州は8.8%から6.7%、アクレ州の失業率は9.3%から6.2%とそれぞれ大幅な減少を記録している。

一方今年第2四半期の失業率を上回ったのは唯一ローライマ州の5.1%から7.6%と大幅な失業率の増加を記録している。

その他の23州の第3四半期の失業率は第2四半期の失業率と同じ水準で推移しているが、サンパウロ州の失業率の低下はブラジルの平均失業率を下げる効果に繋がっていると). ブラジル地理統計院(IBGE)のAdriana Beringuyコーディネーターは指摘している。今年第3四半期のブラジル全国の月間平均失業率は7.7%と前四半期の8.0%を0.3%下回っている。

今年第3四半期のブラジル全国の月間失業率が最も高いのはバイア州の13.3%、ペルナンブーコ州13.2%、アマパ州12.6%とそれぞれ二桁台の失業率を記録している一方で、低い失業率を維持しているのはローライマ州の2.3%、マット・グロッソ州2.4%、サンタ・カタリーナ州は3.6%の失業率に留まっている。

今年第2四半期のリオ州の失業率は11.3%であったが、第3四半期の失業率は10.9%と0.4%減少を記録している。

今年第2四半期のサンパウロ州の失業者は203万2000人であったが、第3四半期は17万人少ない186万2000人まで減少を記録している。

今年第3四半期の男性の平均失業率は6.4%に対して、女性の平均失業率は9.3%と3.0%近い高率となっている。また人種別では白人の平均失業率5.9%に対して黒人は9.6%、褐色は8.9%と高い失業率を記録している。

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