ブラジル銀行協会連盟(Febraban)によると、2023年9月のクレジット部門伸び率は、前月比0.4%微増したにも拘らず、クレジット部門の伸び率は減少傾向が継続している。今年のクレジット部門伸び率は、前年の8.0%から7.4%増加に縮小すると予想されている。
今年10月の個人向けクレジット部門伸び率は1.0%、自由クレジット伸び率はクレジットカード部門が牽引して1.0%、限定クレジットは自動車向けクレジットが牽引して0.9%それぞれ増加を記録している。
金融機関が不渡りリスクを軽減しようとしているため、リボルビング信用枠は減少するはずであることは言及するに値する。
10月の過去12か月間の個人向けクレジット部門伸び率は、9月の10.5%から9.6%増加に減少、前記同様に法人向けクレジット部門は、4.4%から4.1%に減少している。
自由クレジット部門伸び率は1.4%減少が見込まれているために、10月の法人向けクレジット部門伸び率は0.5%減少が見込まれている。
10月のクレジット部門伸び率は0.7%減少に留まると予想されているが、営業日数換算では5.5%の大幅な減少が見込まれている。
10月の過去12カ月間のクレジット部門伸び率は、9月の5.3%から4.7%増加に減少、前記同様に法人向けクレジット部門伸び率は、1.0%増加から0.6%増加、個人向けクレジット部門伸び率は、9.1%増加から8.2%増加に減少している。