ブラジル国債購入の60%以上は1,000レアルまでの投資(2023年11月24日付けヴァロール紙)

2023年10月のブラジル国債の純発行金額は6億5,900万レアルを記録、今年10月のブラジル国債発行残高は、前月比1.3%増加の1,250億レアルを記録している。

今年10月のブラジル国債オペレーション件数は58万2,000件、ブラジル国債購入総額は33億レアルに対して、償還総額27億レアルであった。今年10月のブラジル国債の投資者数は2万3,600人増加、投資者総数は242万人に達している。

ブラジル国債購入金額が1,000レアルまでは全体の63.1%を占めているが、平均投資金額は5,708レアルとなっている。

償還期間が5年~10年のブラジル国債は全体の49.7%と約半数を占めており、償還期間が1年~5年は32.4%、償還期間が10年以上は17.9%を占めている。

償還期間が1年~5年のブラジル国債の比率は全体の45.2%、5年以上は40.8%、償還期間が1年未満は14.0%となっている。

10月のブラジル国債で最も需要が多いのは、政策誘導金利Selic連動国債で全体の62.8%を占めており、次いでインフレ連動国債の26.1%、確定金利付国債は11.1%となっている。

またブラジル国債残高比較では、インフレ連動国債は全体の49.2%、Selic金利連動国債37.1%、確定金利付国債は13.8%となっている。

 

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