30日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、2023年8月~10月の四半期の月間平均失業率は、7.6%と5月~7月の前四半期の月間平均失業率7.9%を0.3%下回っている。また2022年8月~10月の四半期の月間平均失業率8.3%を0.7%下回っている。また今年第3四半期の月間平均失業率は7.7%であった。
今年8月~10月の四半期の月間平均失業率7.6%は、2014年同期に記録した平均失業率6.7%以降では最低の失業率を記録している。
Valor Dataっ社が26社のコンサルタント会社や金融機関対象の調査では、最高の失業率7.8%、最低の失業率7.4%、平均失業率予想は7.6%であった。
今年8月~10月の四半期の月間平均の労働者人口は初めて1億人を突破した。前四半期比の労働人口は、0.9%に相当する86万2,000人増加、前年同期比では0.5%増加を記録している。
14歳以上の労働者人口のうち今年8月~10月の四半期の月間平均失業者は、830万人と2015年2月~4月の四半期に記録した失業率以降では最低の失業率を記録している。
2012年3月以降の各四半期の月間平均失業率の推移