最終フォーカスレポートは今年のインフレ指数を4,53%から4,54%に微調整 (2023年12月4日付けヴァロール紙)

ブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートは今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回予想の4,53%から4,54%に微調整している。

2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回予想の3,91%から3,92%微調整したが、2025年の広範囲消費者物価指数(IPCA)に3,50%に据置いている。

今年末の政策誘導金利Selicは前回同様11.75%に据置、2024年末は9,25%に据置したが、2025年末のSelic金利は8,75%から8,50%に下方修正している。

ブラジル中銀の今年のIPCA指数の中央目標値を3.25%、2024年及び2025年の中央目標値を3.00%、許容範囲は±1.50%を設定している。

今年のGDPの伸び率は前回予想同様に2,84%に据置。2024年のGDPの伸び率は前回予想の1,50%、2025年のGDPの伸び率は前回予想の1,93%から1,90%に下方修正している。

ヴァロール紙が74社のコンサルタント会社並びに金融機関対象の調査によると、今年第2四半期のGDP伸び率の平均予想はマイナス0.2%であった。今年第3四半期のGDP伸び率は12月5日に発表される。

レアル通貨に対するドルの為替は前回同様にR$ 5からR$ 4,99に微調整、2024年はR$ 5,05 からR$ 5,03に微調整したが、2025年はR$ 5,10に据え置かれている。

2023年、2024年、2025年のIPCA指数の推移予想

2023年、2024年、2025年のSelic金利の推移予想

2023年、2024年、2025年のGDP伸び率の推移予想

 

2023年、2024年、2025年のレアル通貨に対するドルの為替の推移予想

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