11月の新車登録台数は前年同月比5,3% 増加の36万1,200台を記録 (2023年12月4日付けヴァロール紙)

2023年11月の四輪・二輪・トラックやバスなどを含む新車登録台数は、前年同月比5,3% 増加の36万1,200台を記録した一方で、前月比ではマイナス3,7%に留まったと自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)が発表している。

11月の新車登録台数が前月比マイナス3,7%に留まった要因として、2日の万聖節、15日の共和制宣言記念日、20日の黒人意識の日などの祝日による営業日数の減少、特に国内新車登録台数を牽引するサンパウロ州の営業日数は、僅か19日と前月の21日よりも短かったと全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のJosé Maurício Andreta Júnior会長は指摘している。

しかし1日当たりの平均売上の増加などの明るい兆しがあり、休日の増加がなければ結果は違っていたとJosé Maurício Andreta Júnior会長は指摘している。また同氏は、最終四半期の一般消費者の債務不履行の減少と失業率低下、自動車セクターの金利低下と信用環境の改善が1日当たりの平均売上の増加に繋がっていると説明している。

11月のトラックやバスを除く乗用車登録台数は前年同月比5,06%増加、特に電気自動車登録台数は112,2%と大幅増加を記録している。

11月のトラック登録台数は、クレジットコストの上昇及びEuro 6規制導入の影響を受けて前年同月比マイナス8,91%を記録している。また11月のバス登録台数は前年同月比マイナス8,1%した一方で、道路輸送関連は21,9%増加、二輪車登録台数も5,8%増加を記録している。

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