ブラジル日本商工会議所の2023年度忘年会は、2023年12月15日午後7時から10時過ぎまでチボリホテルに240人が参加して開催、司会は相互啓発委員会のカレン・ピントさん(Banco Citibank S.A)と久保智紹(Sumitomo Corporation do Brasil S.A)さんが軽快なテンポで盛り上げた。
初めに特別参加者として、林 禎二 駐ブラジル日本国特命全権大使、清水 享 在サンパウロ日本国総領事が紹介された。
ブラジル日本商工会議所会頭挨拶では小寺 勇輝 会頭は、本年1月に会頭に就任し、前任の村田会頭を事務局長に迎え、新しい体制で商工会議所はスタートした。カマラの活動は、新型コロナ沈静化後のニューノーマルの時代を迎え、各種イベントが復活し、一旦減少した会員数は回復しつつあり、300社を超えた。
今年一年を振り、日伯関係では外交面で大きな進展があった。年初から小渕特派大使の大統領就任式の出席、外務大臣の訪伯、5月にはルーラ大統領が広島を訪問、日伯首脳会談が開催された。首脳会談の席で岸田首相からブラジル人の日本での短期滞在査証の免除措置の手続開始すると表明があった。最終的に、9月30日から日伯両国民は相手国での短期滞在には査証が免除されることになり、更なる人的交流が深まることを期待していると説明した。
来賓挨拶では林 禎二大使は、今日午後開催された官民合同会議での各商工会議所代表との実りある実直な意見交換会、ルーラ大統領をはじめとした日伯両政府関係者の相互訪問の活性化、7月5~7日にミナス州ベロ・オリゾンテ市でのビジネスリーダー400名超が参加した第24回日本ブラジル経済合同委員会、ルーラ大統領の構造改革の取組、2024年のブラジルのG-20議長国としての取り組み、敷居ゼロの大使館などについて説明した。乾杯の音頭は清水 享総領事が流暢なポルトガル語で伝統的なブラジル流の乾杯の音頭を取った。
今年の忘年会のアトラクションとして、「Wadan」和太鼓ショーでは素晴らしいばちさばきで和太鼓独特のリズムに合わせた踊りも参加者を大いに魅了させていた。
プレミアム大抽選会は70点に及ぶ素晴らしく豪華な景品を抽選会には会場全体が振動するほどの盛り上がりを見せていた。閉会の辞で南 誠 相互啓発委員会 委員長は成功裏に閉会した忘年会を盛り上げた関係者に丁寧の礼を述べた。
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