最終フォーカスレポートは今年のインフレ指数を4,49%に下方修正(2023年12月18日付けヴァロール紙)

ブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートは、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の4,51%から4,49%に下方修正している。

2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の3,93%に据置いたが、2025年の広範囲消費者物価指数(IPCA)も3,50%に据置いている。

ブラジル中央銀行は、先週政策誘導金利Selicを12,25%から11.75%に下方修正、2024年末のSelic金利は9,25%に据置、2025年末のSelic金利も8,50%に据え置いている。

ブラジル中銀の今年のIPCA指数の中央目標値を3.25%、2024年及び2025年の中央目標値を3.00%、許容範囲は±1.50%を設定している。

今年のGDPの伸び率は、前回予想同様に2,92%に据置。2024年のGDPの伸び率は、前回予想の1,51%に据置、2025年のGDPの伸び率は前回予想の2,00%に据置いている。

バロール紙が71社の金融機関とコンサルティング会社から集めた事前の平均予想のマイナス0. 2%を大幅に上回る伸び率を記録。最低予想はマイナス0. 6%、最高予想は0,5%増加であった。

レアル通貨に対するドルの為替は前回同様にR$ 4,95からR$ 4,93に上方修正、2024年はR$ 5,00に据置、2025年はR$ 5,10からR$ 5,08に上方修正している。

的中率が最も高いトップ5は、今年末のインフレ指数IPCAを前回予想の4,41% から4,47%に上方修正している。また来年のIPCA指数は前回同様3,33%、2025年のIPCA指数も3,25%に据置いている。

また今年末のドルの為替は前回同様R$ 4,90、2024年末はR$ 4,80、2025年末はR$ 4,80にそれぞれ据え置いている。

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