2023年の新車販売は前年比9.7%増加の230万台(2024年1月4日付けヴァロール紙)

2023年の新車販売は2019年以降では初めて200万台を突破、2024年の新車販売は、前年比12.0%の二桁台増加を自動車業界では見込んでいる。

今月4日の自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2023年のトラックやバスなどを含む新車販売は、前年比9.7%増加に相当する230万台を記録している。

2023年12月の新車販売は、前年同月比14.6%増加の24万8,500台を記録、前月比でも16.8%と二桁台の販売台数を記録、昨年12月の新車販売は全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の予想を3.9%上回っていた。

2023年の新車販売は、2019年以降では初めて200万台を突破、2024年の新車販売は前年比12.0%の二桁増加を見込んでいる。

昨年のトラックやバスを除く乗用車と小型商用車販売は、2012年の360万台という過去の記録にはまだ程遠いものの、ルーラ政権が採用した5月実施開始、6月末まで継続された販売価格が12万レアル以下の大衆車購買促進プログラム及び政策誘導金利の利下げサイクル突入が功を奏して、重要な回復を示したと全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)では強調している。

しかし2023年のトラック販売は、唯一前年割れのマイナス16.39%を記録したが、全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)では20%以上の前年割れを見込んでいた。

2023年の乗用車と小型商用車販売のマーケットシェアでは、Fiat社は21,8% でトップシェア、Volkswagen (15,8%), General Motors (15,0%), Toyota (8,8%), Hyundai (8,5%), Jeep (5,8%), Renault (5,8%), Nissan (3,3%), Honda (3,3%) e Peugeot (1,6%)であった。

またモデル別販売では、ワーゲン社のPolo車がトップシェア、続いてGM 社のOnix車、Hyundai社の HB20車、GM社の Onix Plus車、Fiat社の Mobi車、Volkswagen社の TCross車、Fiat社の Argo車、GM社の Tracker車、Hyundai社の Creta車、Renault社の Kwid車は10位であった。

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