2023年の国庫庁のブラジル国内の岩塩層下プレソルト原油による収益は、プレソルト原油の生産拡大及び石油の国際コモディティ価格の上昇に伴って前年比28%増加の60億2,000万レアルを記録している。
2023年のプレソルト原油生産量33カーゴは前年比11カーゴ増加、総原油量は1632万バレル、その内訳は22 カーゴがカンポ・デ・メロ油田から、2 カーゴがトゥピ油田、4 カーゴがブジオス油田から、2 カーゴ油がエントルノ・デ・サピンホア油田から、2 カーゴがアタプ油田から、そして 1 カーゴがセピア油田となっている。
今後10年間の国庫庁のブラジル国内の岩塩層下プレソルト原油による収益は4,660億レアルに達するとプレソルト石油(PPSA)組合のTabita Loureiro社長代理が説明している。
PPSA組合の生産量の97.5%は、商業性プロジェクトの生産であり、この期間中、この契約は、商業化、ロイヤルティ、生産企業が徴収する税金の支払いを考慮すると、総額1兆1,500億レアルの財源を生み出すだろう」とLoureiro組合長代理は説明している。
2013年の設立以来、PPSAは国庫庁のために146億5,000万レアルを調達しており、そのうち133億5000万レアルは石油・ガス取引から、13億レアルは生産個別化協定(AIP)に参加している地域の経費と生産量の均等化から13億レアルとなっている。