17日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、2023年11月の自動車や建材部門を除くインフレ指数を差引いた実質一般小売販売量は、前月比0,1%微した一方で、昨年11月の自動車及び建材を含む広範囲小売販売は、1,3%と大幅な増加を記録している。
Valor Data社の24社の金融機関及びコンサルタント会社対象の一般小売販売量調査では最低予想はマイナス1.6% %、最高予想は0.9%増加、平均予想は0.1%増加であった。
昨年11月の一般小売販売量は、前年同月比2,2%増加、昨年初め11月間の累積一般小売販売量は1,7%増加、昨年11月の過去12カ月間の累積一般小売販売量は1,5%増加を記録している。
Valor Data社の24社の金融機関及びコンサルタント会社対象の昨年11月の広範囲小売販売量調査では最低予想はマイナス1.0%、最高予想は1.0%増加、平均予想は0.4%増加であった。
昨年11月の広範囲小売販売量は前年同月比4,3%と大幅な増加を記録、Valor Data社の24社の金融機関及びコンサルタント会社対象の昨年11月の前年同月比の広範囲小売販売量調査では最低予想は0.2%増加、最高予想は3.55%増加、平均予想は2.8%増加であった。
27州対象の一般小売販売比較では、12州 で増加を記録、特にエスピリット・サント州は13,3%と二桁台の伸び率を記録、パライーバ州1,8%、アマパ州は1,6%増加を記録している。また前年同月比では18州で増加を記録、特にエスピリット・サント州は12,4%、マラニョン州は11,7%増加を記録している。
2022年11月~2023年11月までの一般小売販売の月間増減推移
2023年9月~11月までの一般小売販売のセクター別増減推移