今年のカーニバルによる臨時収入は9 0億レアル予想(2024年1月29日付けヴァロール紙)

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)の予想によると、今年のカーニバルによるブラジル観光業界の臨時収入は前年比10%増加に相当する9 0億レアルに達すると予想している。

2020年2月に発生したCovid-19 パンデミック発生で壊滅的な打撃を受けたブラジル観光業界にとって、世界的に有名なブラジルのカーニバルの効果は、孤立したイベントとして、一般的かつ重要な形でブラジルの観光業部門の経済回復に貢献すると全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)のRoberto Tadros会長は期待している。

大規模なカーニバル関連だけでなくこの時期を利用しようとする観光客にとって、伝統的ではない目的地が主役として台頭することを正当化していると全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)のチーフエコノミストのFelipe Tavares氏は説明している。

カーニバル開催の今年2月の州別観光収入予想ではサンパウロ州の収入は163 億レアルが見込まれ、次いでリオ州が 53 億レアル、ミナス州が 52億 レアルとなる見込み。バイーア州と南大河州がそれぞれ27億レアルが見込まれている。

カーニバル期間中はまた、さまざまな経済分野で臨時労働者の雇用促進に繋がり、観光活動を含むサービス部門では、66,699 人の臨時職が生まれると予想されている。

サルバドール市、リオ市、サンパウロ市のように、カーニバルはさまざまな宿泊施設の満室、外出先での食事、大通りや街頭カーニバルでのグループ向けのプロセスやケータリングサービスに対する非常に高い需要が発生すると全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)のAlexandre Sampaio理事は説明している。

 

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