2023 年のブラジルの平均失業率は7,8% と2014 年以降で最低の失業率を記録(2024年1月31日付けヴァロール紙)

31日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、2023年第4四半期のブラジルの平均失業率は、7,4%と昨年9月~11月の四半期の平均失業率7,5%を僅かに下回り、前年同期の7,9%を大幅に下回っている。

昨年の月間平均失業率は、7,8%と統計を取り始めて過去最低を記録していた2014 年の失業率7%以降では最低の失業率を記録している。

2023年第4四半期のブラジルの平均失業率7,4%は、Valor Dataっ社が24社のコンサルタント会社や金融機関対象の調査では、最高の失業率7.9%、最低の失業率7,3%、平均失業率予想は7.5%を若干下回っている。

2023年のブラジルの平均失業率7,8%は、Valor Data社が24社のコンサルタント会社や金融機関対象の調査では、最高の失業率8,1%、最低の失業率7,9%、平均失業率予想は8%を若干下回っている。

2023年第4四半期の14歳以上の労働者で就職活動をしている昨年第4四半期の月間平均失業者数は、前四半期比マイナス2,8  %に相当する810万人、前年同期比ではマイナス5,7%に相当する49万人減少している。四半期の平均失業者数としては、2015年第1四半期の平均失業者以降では最低の失業者を記録している。

2023年第4四半期の月間平均労働者人口は1億100万人に達し、2012年から統計を取り始めて最高の労働者人口を記録、前四半期比では1,1%に相当する110万人が労働市場に加わっている。また前年同期比では1,6%に相当する160万人が労働市場に加わっている。

2023年第4四半期に就職活動の停止したのは350万人、前年同期比では13,6%に相当する54万2,000人に減少を記録している。

IBGEによると、2023年第4四半期の労働時間不足による不完全雇用人口は540万人だった。この数字は前四半期との比較でも、前年同期との比較でも安定している。

2023年第4四半期の非労働力人口は前四半期比マイナス0,8%に相当する54万3,000人減少の6,630万人を記録している。

2020年第4四半期~2023年第4四半期の平均失業率の推移

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