8日の全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、2024年のトラックやバスを含む新車生産台数は、前年同月比同率の15万3,000台を記録している。
ブラジル国内の自動車メーカーの今年1月の自動車生産率の停滞は主に海外での需要減少が起因しており、 今年1月の輸出台数は前年同月比43%減少の1万9,000台に留まっており、主にアルゼンチン、チリ、コロンビアへの新車輸出の不振が牽引している。
ブラジル国内の自動車業界は、特にアジアの自動車メーカーとの激しい競争に直面し続けており、かつてブラジルの自動車メーカーが主な車両供給源として存在していたこの地域全体で起こっている。
全国自動車工業会(Anfavea)も、ブラジル市場における輸入自動車の急激な拡大に不満を抱いており、全国自動車工業会(Anfavea)によれば、ブラジル国内で販売される新車10 台のうち2 台が輸入車となっている。
しかし、輸入車の大半はブラジルに進出している自動車メーカー自身によってもたらされたもので、輸入車全体の46%をアルゼンチンから輸入されている。また全国自動車工業会(Anfavea)によれば、輸入車の25%は中国から輸入されている。
今年1月にブラジルに輸入された自動車のうち、輸入車全体の14%が電気自動車、19%がハイブリッド車を記録してい電動自動車関連の比率が急上昇してきている。