2023 年の農畜産部門伸び率は前年比0,8%増加を記録 (2024年2月26日付けヴァロール紙)

ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV Agro)アグリビジネス研究センターが算出した農産業生産指数(PIMAgro)によると、2023年のブラジルの農畜産部門のGDP伸び率は0.8%増加を記録している。

ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV Agro)アグリビジネス研究センターの調査員は、昨年の農畜産部門の生産は緩やかな増加に留まったものの、製造業部門伸び率のマイナス1%と比較すると順調な結果と指摘している。

昨年の農畜産部門のGDP伸び率を牽引したのは、食品・飲料部門で 3.2% 増加を記録した一方で、非食品製造業部門伸び率はマイナス 2.3% と足枷となっている。

食品・飲料部門の中で、昨年最も増加したのは植物由来の製品伸び率で7.3% 増加は、統計を取り始めた2003 年以降では2番目の高い伸び率を記録、過去最高の伸び率を記録したのは2009 年の 8.1% 増加であった。

2023年の食品・飲料部門GDP伸び率では製糖製品で、PIMAgro全体の増加を牽引したのは保存食やジュース、油脂、コーヒーであった。

動物由来の食品部門の生産では、動物性タンパク質、特に牛製品関連が 2.7% 増加した。非食品部門では12月に2.1%増加したが、農畜産向け消費財はマイナス11.5%、林業関連はマイナス3%、繊維製品はマイナス3%であった。

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