2024年1月末のブラジルの公的負債総額は前月比マイナス1.08%の6兆4,490億レアル(2024年2月26日付けヴァロール紙)

今週月曜日にブラジル国庫庁が月例債務報告書発表によると、2024年1月末のブラジルの連邦公的債務残高(DPF)は前月比マイナス1.08%に相当する6兆4,490億レアルを記録している。

年次資金計画(PAF)の数字を考慮すると、今年1月末の連邦公的債務残高(DPF)の6兆4,490億レアルに留まり、今年の許容範囲の7兆レアルから7兆4,000億レアルの間を大幅に下回っている。

今年1月末の国内連邦公的証券債務(DPMFi)はマイナス1.48%の6兆1,760億レアルに達した。一方、対外連邦債務総額は8.89%増加に相当する2,738億3,000万レアルを記録している。

DPFの発行額は1,853億4,000万レアルに相当し、償還総額は3,174億レアルで、純償還額は1,320億7,000万レアルとなった。この純総額のうち、1,479 億 1,000 万レアルは国内連邦公債 (DPMFi) の純発行額、1,584 万レアルは対外連邦公債の純償還額となっている。

DPF の 12 か月以内に支払われる予定の割合は、昨年12月の 20.14% に対して 19.15% と減少している。今年1月末のブラジル国債の平均償還期間は昨年12月の3.95年に対し、4.11年となった。ブラジルと他国をより適切に比較できる「平均満期までの償還期間」手法を考慮すると、DPF の平均寿命は 5.26 年から 5.47 年に拡大している。

今年1月末の連邦公的債務に対する金利変動型ブラジル国債比率は、12 月の 39.66% から 42.03% に上昇。 PAF の制限によれば、この参加率は 2024 年の金利変動型ブラジル国債比率はに40% から 44% の間で設定されている。

今年1月末の確定金利付き連動国債比率は、昨年12月の26.53%から22.93%に減少、物価連動型国債は29.76%から30.53%に上昇、為替連動型国債は4.05%から4.51%に上昇している。

国内連邦証券債券(DPMFi)への非居住者投資家の参加率は、12月の9.48%から1月の9.92%まで上昇。金額は5,941億8,000万レアルから6,128億3,000万レアルに増加した。

今年1月末の投資ファンドのブラジル国債比率は、昨年12月の23.53%から23.50%と若干減少。年金機関の比率は22.99%から23.64%と若干上昇している。

今年1月末の過去12カ月間の DPF 平均コストは、前月に記録された昨年12月末の 10.51% に対して 10.65% 。内的連邦公債(DPMFi)の平均コストは11.05%から11.00%と減少している。

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