過去10年間の再生可能エネルギーに対するM&As累積投資は500億レアル(2024年2月26日付けヴァロール紙)

Clean Energy Latin America (Cela)社の調査によると、ブラジル国内の過去10年間の再生可能エネルギーに対するM&As累積投資は500億レアルに達している。

再生可能エネルギー分野におけるM&Aの概要向けの報告書として作成されたレポートでは、ブラジル国内の太陽光発電および風力エネルギー市場関係者の調査を基に作成されており、2014 年から 2023 年の期間に 50 ギガワット (GW) 以上のプロジェクトと取引が行われた。

この調査は大規模プラント(集中型)および中規模の分散型発電または自家発電プロジェクト(最大5メガワット)を含む、太陽光発電および風力エネルギーに関連する企業およびプロジェクトの190件以上の取引に関するClean Energy Latin America (Cela)の専門家による集計を分析したレポート。

このレポートによると、2014 年から 2023 年の間に、取引される年間トランザクション数は 400% 以上増加し、総トランザクション容量は 8 倍以上増加した。 2022 年から 2023 年の間だけでも、60 以上の取引がマッピングされ、その総額は約 250 億レアル、容量は 30 GW に達している。

2022年にジャイール・ボルソナロ元大統領が分散型発電の法的枠組みを制定したことにより、主に、2023年末までの分散型発電(DG)プロジェクトにより有利なルールによる分散型発電(DG)分野の契約数の増加が寄与している。

 

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=57972