アメリカン航空はエンブラエル社に最大133 機のジェット機発注(2024年3月4日付けヴァロール紙)

エンブラエル社は、米国の地方便の需要に応えるため、アメリカン航空から最大133機のジェット機を発注した。 E175 航空機には合計 90 機の確定注文があり、さらに 43 機の同モデルの購入権が付与されている。

発注される航空機は標準的なアメリカン航空の2クラス構成で76席を備えて引き渡されると発表。すべての購入権が行使された場合、総額70億ドルを超える可能性がある。確定注文の金額は、2024 年の第 1 四半期にエンブラエルの注文帳に含まれる予定となっている。

エンブラエル社の商用ジェット機E175 は米国で最も人気のあるモデルの 1 つで、アメリカン航空が発注した 90 機を含む 837 機が販売され、2013 年以来このセグメントで 88% の市場シェアを獲得している。

アメリカン航空のロバート・アイソム最高経営責任者(CEO)は「今回の発注により、当社の機材は引き続き最新かつ最も効率的な航空機で強化され、記録的な運航信頼性を備えた最高の路線ネットワークを顧客に提供し続けることができる」と説明している。

アメリカン航空は、シングルクラス座席数50席までの自社航空機を2029年末までにすべて退役させ、より大型の地域専用機で中小規模の市場へのサービスを開始する予定となっている。

エンブラエルの新型E175型機の納入が完了すれば、2つのキャビンクラスを備えたリージョナルジェットがアメリカン航空のリージョナル航空機の大半を占めることになる見込みとなっている。

エンブラエル社社長兼最高経営責任者(CEO)のArjan Meijer氏は「これはアメリカン航空によるこれまでのE175発注の中で最大規模であり、当社の製品と人材に対する信頼に感謝する」と説明している。

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