ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)雇用調査によると、2024年2月の先行雇用指数(IAEmp)は、前月比0.3ポイント増加の78.5ポイントを記録している。
2024年2月の先行雇用指数(IAEmp)は前月比で3カ月連続で増加を記録、昨年12月から今年2月の四半期の平均先行雇用指数(IAEmp)は1,2ポイント増加の78,0ポイントを記録している。
3カ月連続で増加を記録している先行雇用指数(IAEmp)は、2022年10月以来の最高レベルとなり、今後数カ月にわたるビジネス関係者からのより好ましい期待が反映されている。
今年2月の先行雇用指数(IAEmp)まだ高い水準にはないが、金利引き下げやインフレ抑制などマクロ経済変数の改善による日々の影響が観察され始める可能性が評価にプラスの影響を与える可能性がある。
3カ月連続で増加を記録している先行雇用指数(IAEmp)はの継続性は雇用市場の進化にとって重要であるとジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)エコノミストのRodolpho Tobler氏は指摘している。
2月の先行雇用指数(IAEmp)上昇は指数の7つの構成要素のうち3つに集中しており、現在のビジネス状況と予測産業雇用指標が1.1ポイントと0.5ポイント寄与し、サービスの予測雇用指標が0.3ポイント寄与し、先行きの雇用が明るくなってきている。
一方でネガティブに強調された先行雇用指数(IAEmp)の中には、産業ビジネス動向が0.6ポイント低下、将来の地域消費者雇用動向が0.6ポイント低下、サービスビジネス動向が0.3ポイント上昇している。
先行雇用指数(IAEmp)の計測はブラジル国内の雇用市場の方向性を予測することを目的としており、ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の製造業、サービス、消費者調査から抽出されたシリーズを組み合わせた結果であり、この先行雇用指数(IAEmp)は国内の雇用レベルの計測を行う。