2024年2月の新車販売は前年同月比27,19% 増加の16万5,200台 (2024年3月4日付けヴァロール紙)

2024年2月の新車販売は、ピックアップや軽乗用車が牽引して前年同月比27,19% 増加の16万5,200台を記録している。

ブラジル国内の7,4000社の自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2024年2月のピックアップや軽乗用車販売が前年同月比40%と大幅な増加を記録、今年初め2か月間の累計販売は前年同期比35.62%と大幅な伸び率を記録している。

しかし今年初め2か月間のトラックの需要は引き続き減少しており、Euro 6と呼ばれる新しい排ガス規制に準拠するための装備の追加によるトラック価格上昇が依然としてトラック販売の足枷となっている。

今年初め2か月間の累積トラック販売は、前年同期比マイナス10.29%と二桁台の落込みを記録しているが、今年2月のトラック販売は前年同月比4.57%増加を記録している。

全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のAndreta Jr会長は、今年の自動車需要拡大の主な要因の一つとしてマクロ経済シナリオを指摘しており、今年の経済指標や部門別指標は、特に金利の引き下げ、信用供給にとってより有利な環境、したがって自動車融資のための資源の利用可能性の向上により、今年は明るい状況にあることを示していると強調している。

 

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