Nubank社の過去30日間の自社株価は15.50%上昇した一方、ヴァーレ社は鉱山会社の指揮継承の不確実性と同社への政治的介入に対する批判に圧迫され、自社株価は累積8.68%下落している。
19日のナスダック市場でヌーバンク株は0.51%上昇し、終値は記録更新となる11.85ドルで取引を終えた。その結果、ヌーバンク銀行の市場価値は552億5,000万ドルに達した。
2月のヌーバンク株の値上がり率は15.50%で、資源大手のヴァーレ社を追い抜き、ペトロブラス石油公社とイタウー銀行に次いで3番目の時価総額となるブラジル企業にのし上がっている。
Elos Ayta Consultoria社のEinar Rivero氏の調査によると、今日のペトロブラス社の時価総額は934億4,000万ドルに達し、続いてイタウー銀行の626億9,000米ドル、ヴァーレ社は524億3,000万ドル)、アンベブ社の時価総額は392億2,000万ドルとなっている。
ヌーバンク社の株価は過去30日間で大幅に上昇した一方で、ヴァーレは鉱山会社の指揮継承の不確実性と会社への政治的介入に対する批判に圧迫され、累積8.68%下落している。
時価総額トップ10のブラジル企業リストには、BTGパクツアル銀行343億6000万ドル)、WEG322億9000万ドル、ブラジル銀行316億4000万ドル)、ブラデスコ銀行282億7000万ドル)、サンタンデール銀行の209億ドルが含まれている。
ブラジル国内に8000万人の顧客を擁するヌーバンクは非常に統合された銀行であり、金融商品の他の分野にも参入することは間違いない。デジタル銀行の中で、技術、戦略、資本、預金の観点から見て、最も優れた地位にあるとItaúsa社のAlfredo Setubal会長は説明している。
ブラジル企業の時価総額トップ10企業リスト(2024年3月20日時点)