今年初め5か月間のオンライン販売比率は全体の6.5%に上昇(2021年6月28日付けエスタード紙)

2021年初め5か月間のインターネットによるオンライン販売は、前年同期比47.0%大幅増加、小売販売に占める割合は6.5%まで上昇してきている。

昨年3月からのCOVID-19パンデミックの影響で、外出自粛や必需品以外の営業自粛、ホームオフィス体系への移行でオンライン販売が増加、今年初め5か月間のEコマース販売は、2019年同期比153.5%増加、前年同期比では74.4%増加している。また食肉、オートバイや自動車販売もEコマース販売比率が大幅に上昇している。

2019年初め5か月間の実店舗での小売販売総額は、1兆3,250億レアルに対して、オンライン販売比率は、小売販売全体の4.9%に相当する644億レアルであった。

前期同様に2020年の実店舗の小売販売は、1兆3,330億レアルに対して、オンライン販売比率は5.9%に相当する782億レアル、2021年初め5か月間は1兆7,780億レアル、オンライン販売比率は6.5%に相当する1,148億レアルを記録している。

2020年のオンライン販売として、セルラー、テレビ、コンピューター、カメラ販売は346億レアル、繊維・衣類・履物は183億レアル、食品・飲料・嗜好品165億レアル、家電121億レアル、医薬品・化粧品・香水販売は84億レアルを記録している。

前期同様二輪・四輪・パーツ77億レアル、家具59億レアル、建材40億レアル、書籍・雑誌・新聞37億レアル、その他は26億レアルを記録している。

今年初め5か月間の電子ノッタに計上された販売総額は、前年同期比40%増加の4兆3,700億レアル、そのうち小売販売は、1兆7,800億レアルを記録している。

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