父の日のショッピングセンターの売上は前年比32%増加を予想(2021年8月3日付けエスタード紙)

ブラジル・ショッピングセンター協会(Abrasce)の調査によると、今年の父の日商戦のショッピングセンターの売上は、前年比32.0%に相当する8億7,000万レアル増加を見込んでいる。

昨年の父の日商戦の売上は、COVID-19パンデミックの影響を受けて前年同期比32.5%減少していた経緯があった。

COVID-19対応のワクチン接種の拡大や緩やかな国内経済の回復傾向で、今年の父の日商戦のショッピングセンターの売上は、COVID-19パンデミック以前の2019年の父の日商戦よりも15.0%前後下回ると予想されている。

ブラジル・ショッピングセンター協会(Abrasce)では、父の日商戦の平均販売単価は、前年の172レアルの11.6%増加に相当する192レアル、2019年の平均販売単価は176レアルであった。
今月21日~28日の父の日商戦でのプレゼント用品として、最も購入される商品は、スポート関連商品、電気製品並びに履物関連が販売を牽引している。

今月21日~28日の父の日商戦の売上は、2019年比マイナス15.0%前後が予想されているが、今年の母の日商戦の売上は、2019年比マイナス19.0%、今年の恋人の日商戦の売上は、2019年比マイナス23.0%よりも落込みが少ないと予想されている。

今年の父の日商戦は、COVID-19対応のワクチン接種拡大によるCOVID-19感染防止のためのソーシャルディスタンス緩和によるプレゼント購買増加をブラジル・ショッピングセンター協会(Abrasce)のGlauco Humai会長は予想している。

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