今年7月の国庫庁の歳入総額は、前年同月比35.47%増加の1,712億⒎000万レアルで記録更新(2021年8月25日付ヴァロール紙)

2021年7月の国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、前年同月比35.47%増加の1,712億⒎000万レアルに達し、過去最高となる月間記録を更新している。

また今年初め7か月間の累計歳入総額は、前年同期比26.11%増加の1兆530億レアルに達し、2013年同期の1兆100億レアルを430億レアル上回って、過去最高記録を更新している。

インフレ指数を考慮しない今年7月の国庫庁の名目歳入総額は、前年同月の1,159億9,000万レアルを47.66%上回る歳入総額を記録している。

今年7月の基礎的財政収支対象経費からロイヤリティ収入等の臨時歳入を除いた実質一般歳入総額は、前年同月比29.92%増加の1,565億2,800万レアル、名目一般歳入総額は前年同月比41.60%、今年初め7か月間の実質一般歳入総額は、25.41%増加の1兆10憶レアル、名目一般歳入総額は、33.93%増加を記録している。

7月の原油などのロイヤリティ収入を含む実質歳入総額は、前年同月比148.15%増加の147億4,100万レアル、名目歳入総額は、前年同月比170.47%増加を記録している。

今年初め7か月間の臨時歳入総額は、前年同期比41.43%増加の518億300万レアル、また今年7月の免税総額は、前年同月比25.9%に相当する262億6,200万レアルの増加を記録している。

7月の国庫庁の歳入の内訳では、法人税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入総額は37.8%増加、臨時歳入総額は40億レアルに達している。

今年7月の鉱工業部門生産は前年同月比13.07%増加、小売販売量も11.50%増加、サービス部門生産量も21.10%増加、輸入総額はドル換算で55.16%と大幅に増加している。

7月の電子ノッタフィスカルによる歳入総額は36.50%増加、今年初め7か月間の免税総額は、542億⒎300万レアル、そのうち零細・小企業向け簡易税務申告(Simples Nacional)や個人零細事業主(MEI)向け免税総額は93億1,200万レアル、またディーゼル燃料向け消費に関する社会保障賦課金(Cofins)並びに社会統合基金(PIS)向け免税総額は、36億⒎800万レアルを記録している。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=27574