8月の新車登録台数は5.76%減少の17万2,700台に留まる(2021年9月2日付ヴァロール紙)

全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、過去数か月間続いている大半がアジアで生産される自動車向け半導体の供給問題が解消していない影響を受けて、各自動車メーカーは減産を余儀なくされている。

2021年8月の新車登録台数は、前年同月比5.76%減少の17万2,700台に留まっている。また今年初め8か月間の累計新車登録台数は、COVID-19パンデミックの影響を受けていた前年同期比では21.92%増加の142万2,000台を記録している。

また昨年末から継続する自動車向け半導体供給問題の影響は、各自動車メーカーは、減産調整のための時短操業や集団休暇の採用、また自動車ディーラーも新車供給不足の影響を受けて、COVID-19パンデミック以降は新車販売不振の影響で、死活問題に繋がっている。

今年の新車登録台数は、ブラジル国内の景気やCOVID-19ワクチン接種の進展具合に関わらず、半導体供給不足による自動車メーカーの新車生産台数如何に左右されていると全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のAlarico Assumpção Júnior会長は指摘している。

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