8月の国庫庁の歳入総額は月間記録更新(2021年9月23日付ヴァロール紙)

2021年8月の国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、前年同月比7.25%増加の1464億6,300万レアルに達し、また今年初め8か月間の累計実質歳入総額は、前年同期比23.53%増加の1兆2,000億レアルに達して、それぞれ統計を取り始めた1995年以降では過去最高の歳入総額を更新している。

また今年8月の国庫庁のインフレ指数を考慮しない名目歳入総額は、前年同月比17.64%の二桁増加の1,245億500万レアルを記録している。

今年8月の基礎的財政収支対象経費からロイヤリティ収入等の臨時歳入を除いた実質一般歳入総額は、前年同月比6.05%増加の1,418億9,600万レアル、今年初め8か月間の実質一般歳入総額は、16.32%増加の1兆1,430億レアル、今年8月の名目一般歳入総額は22.71%増加、今年初め8か月間の名目一般歳入総額は、31.46%増加を記録している。

今年8月の国庫庁の石油などのロイヤリティ収入を含む実質臨時歳入総額は、前年同月比65.76%増加の45億6,700万レアル、名目臨時歳入総額は、前年同月比81.80%増加を記録している。

また今年初め8か月間の実質臨時歳入総額は、前年同期比43.08%増加の563億⒎000万レアルを記録している。14日のジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)では、今年8月の実質歳入総額は1,463億2,300万レアルを見込んでいた。

今年8月の連邦政府による免税総額は、616億4,800万レアルと昨年8月の656億3,300万レアルを約40億レアル下回ったが、8月の免除総額は73億⒎500万レアルを記録している。

今年初め8か月間の給与関連の免除総額は、44億2,200万レアルに達しており、クレジット関連の金融取引税IOFによる歳入減少は、9億9,000万レアルに達している。

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