8月の一般小売販売はマイナス3.1%を記録(2021年10月6日付IBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、2021年8月の自動車や建材部門を除く一般小売販売量は、前月比マイナス3.1%を記録したが、7月の一般小売販売量は前月比2.7%増加、統計を取り始めた2000年初めからでは過去最高水準に匹敵していた。

今年6月~8月の四半期の月間平均一般小売販売はマイナス0.5%、前年同月比マイナス4.1%、今年初め8か月間の累計一般小売販売は5.1%増加、8月の過去12か月間では5.0%増加を記録している。

また今年8月の。自動車や建材を含む広範囲小売販売は前月比マイナス2.5%、6月~8月の四半期の月間平均はマイナス1.3%、前年同月比0.0%、9.8%増加、8.0%増加を記録している。

8月の月間小売調査(PMC)の前月比のセクター別調査によると、調査対象の8部門のうち6部門でマイナスを記録、特に日用雑貨・装身具類セクターは二桁台のマイナス16.0%、事務用品・情報通信機器セクターはマイナス4.7%、燃料・潤滑油セクターはマイナス2.4%、家具・家電セクターはマイナス1.3%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターはマイナス0.9%を記録している。

一方8月のセクター別調査で増加を記録したには、繊維、衣類・履物セクターは1.1%増加、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターは0.2%増加を記録している。

8月の広範囲小売販売のセクター別比較では、二輪車・四輪車・自動車部品セクターは前月比0.7%増加、今年初め8か月間では24.5%増加、過去12か月間では14.4%増加、前期同様建材セクターはマイナス1.3%、12.8%増加、15.9%増加を記録している。

今年8月の一般小売販売の前年同月比のセクター別比較では、家具・家電セクターはマイナス19.8%、事務用品・情報通信機器セクターはマイナス9.1%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターはマイナス4.6%、日用雑貨・装身具類セクターはマイナス1.7%を記録している。

一方前年同月比で増加したセクターは、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターは6.5%増加、書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは1.3%増加、繊維、衣類・履物セクターは1.0%増加、燃料・潤滑油セクターは0.4%増加を記録している。

8月の広範囲小売販売の前年同月比は0.0%と同じ水準に留まったが、二輪車・四輪車・自動車部品セクターは16.8%と二桁台の伸び率を記録、建材セクターは7.1%増加を記録している。

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