Prony Resources社の発表によると、資源大手のヴァーレ社はニューカレドニアから産出されるニッケル鉱を年間4万2,000トンを電気自動車メーカーのテスラ社に供給する
Prony社は今年ヴァーレ社からフランス領ニューカレドニアで産出するニッケル鉱山を買収、2024年までに今年のニッケル生産目標の2倍に相当する4万4000トンまで引き上げる。
電気自動車メーカーのテスラ社は、自動車用バッテリーの原材料供給の安定的確保のために、供給元の確保を急いでいた経緯があった。
今年3月にヴァーレがニューカレドニアに保有するニッケル鉱山の権益を、Pronyというコンソーシアムに売却することに合意していた。
Tesla社は、過去にリチウムやコバルトの原料確保にも動いており、リチウムイオン電池の正極材の主原料であるニッケルの確保にも力を入れていた。