10月の新車販売は部品供給不足の影響で24.5%減少(2021年11月4日付けヴァロール紙)

全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、過去数か月間続いている大半がアジアで生産される自動車向け半導体の供給問題が解消していない影響を受けて、各自動車メーカーは減産を余儀なくされており、半導体の供給不足問題は、今後数か月間に亘って継続すると予想している。

2021年10月のトラックやバスを含む新車登録台数は、前年同月比24.49%減少の16万2,300台に留まっており、依然として世界的な半導体供給不足で減産を余儀なくされている。

しかし今年初め10か月間の新車登録台数は、Covid-19パンデミックの影響を受けていた昨年同期比では、9.46%増加の174万台を記録している。

新車購入の需要は旺盛にも拘らず、世界的な半導体をはじめとした電子部品などの供給不足の影響で、自動車メーカーやディーラーの在庫不足をきたしており、新車の納品には数か月間を要している。

世界的な自動車向け半導体供給不足問題が解決するのは、2022年下半期にずれる可能性を全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のAlarico Assumpção Júnior会長は指摘している。

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