2021年の二輪車販売は前年比24.2%増加の119万台を記録(2022年1月20日付ヴァロール紙)

ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の発表によると、2021年の二輪車の新車登録台数は前年比26.3%増加の116万台を記録、また昨年の二輪車輸出台数は、58.4%増加の5万3,500台を記録している。

マナウスフリーゾーンでオートバイを生産している各二輪車メーカーの昨年の二輪車生産は、ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)が予想していた122万台よりも2,000台少ない結果となっている。2011年のマナウスフリーゾーンの二輪車生産は210万台を突破していた。

昨年の二輪車の新車登録台数は、前年比26.3%増加の116万台を記録したが、二輪車業界では昨年の新車登録台数を114万台と予想していたとブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)のMarcos Fermanian会長は説明している。昨年末の在庫調査では、特に排気量の小さなオートバイの在庫が少なくなっている。

2021年の二輪車の輸出台数は前年比58.4%増加の5万3,500台を記録したが、Covid-19パンデミックの影響を受けた2020年の二輪車輸出は、Covid-19対応の生産調整や海上輸送ロディック問題など余儀なくされた影響も受けて、僅かに3万3,000台に留まっていた経緯があった。

200万人でブラジルでは7番目の大都市マナウス市では、新型コロナウイルス感染による入院患者が急増し、病床は逼迫、治療用酸素が不足する事態に直面した2021年1月及び2月は、二輪車生産を月間10万台放棄する事態に陥っていた経緯があった。この間の二輪車生産の20万台減少は、昨年末まで新車の納期遅れをきたしていた。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=29099