2022年1月の実質歳入総額は前年同月比18.3%増加の2,353億レアル(2022年2月23日付けヴァロール紙)

2022年1月の国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、前年同月比18.3%増加の2,353億2,100万レアルに達し、1月の歳入総額としては、統計を取り始めた1995年以降では記録更新している。

基礎的財政収支対象経費からロイヤリティ収入等の臨時歳入を除いた実質一般歳入総額は、14.66%増加の2,174億2,100万レアル、名目一般歳入総額は26.56%増加を記録。今年1月の今年1月の国庫庁のインフレ指数を考慮しない名目歳入総額は、前年同月比30.57%増加を記録している。

今年1月の石油ロイヤリティなどの実質臨時歳入総額は、前年同月比92.53%増加の179億100万レアル、名目臨時歳入総額は、112.52%と2倍以上増加を記録している。

今年1月の免除総額は、62億4,400万レアルと昨年1月の免税総額57億8,300万レアルを約5億レアル上回っている。特に基本食品バスケット向け免税総額は5,000万レアル、労働集約型産業界に対する社会保障院(INSS)への従業員給与額の納付率の免税措置による免税総額は、57億8,300万レアルを記録している。

1月の法人税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入総額は、116.30%増加の126億レアルを記録、クレジット向け金融取引税(IOF)の税率変更も歳入増加に繋がっている。

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