企業経営委員会の労働問題研究会が6月29日午後4時から43人が参加して開催された
企業経営委員会(石川清治委員長)の労働問題研究会が6月29日午後4時から6時まで、商工会議所会議室に43人が参加して開催された。
破入マルコス副委員長が進行役を務め、石川委員長が開催挨拶を述べて、講演者のファービア・ベルナルデ弁護士が「従業員に与えられる恩典―給料もしくは実益」と題して講演を開始した。
サラリーは企業が従業員の労働に対して支払われるものであるが、報酬はサラリー以外のボーナス、特別手当,間接的特典、チップと広範囲にわたっている。間接的特典としては有給休暇、勤続期間保障基金の積立、13ヶ月目のサラリーなどがある。
社用車の使用、交通費負担、教育費援助、住居援助、セルラー電話の供与、航空機チケット負担、インセンチブカード供与、制服支給、ガソリン代負担、コスト補助,食券支給などは間接的特典に相当するか。
従業員への利益還元法(PLR)、ボーナス、ストックオプション及び特別手当の定義などについて説明した。最後の質疑応答では盛んに意見の交換が行なわれた。