業績好調の部会員が集まった今年始めての化学品部会(板垣義実部会長)は、ニコニコムードで行われた
アンケート調査に回答した企業の90% が、04年度の売上や計上利益を伸ばし、その代表が参加した05年度第1回化学品部会は、10日午後4時から聖市近郊ジアデマ市のスリーボンド社会議室で 開催された。業績が好調な企業の代表者達は、ニコニコムードで情報交換などをしていたが、労働問題など共通する問題も抱えており、勝って兜の緒を締めるこ とも忘れていない。
板垣部会長から「04年の回顧と05年の展望」、「ルーラ政権に期待すること」、「商工会議所に対する提案」や「化学部会に対する提案」などについてアンケート結果が参加者全員に配布され、意見や情報交換を交わした。
また会員の共通した“頭痛の種”である労働、ヘッドハンターや人員育成問題では、お互いに経験談やアドヴァイスなどの情報交換や今後の対策など盛んに意見の交換を行い、今後の部会のテーマに取上げるなど大きな進展がみられた。
最後に化学品部会の05年度の部会活動方針として、会員増加のための勧誘、年2回の部会長懇談会出席者の増加、部会時に自社製品の PR や業界を取巻く問題点の抽出などについても意見交換を行った。
参加者は板垣(スリーボンド)新井(北興)、西村(伊藤忠)、帰山(三井物産)、松尾(住友化学)、山川(三菱商事)、川島(双日)、後藤(パイロット)、岩尾(アトランティカ)、上田達生サンパウロ総領事館領事の各氏。