今年第1回目の日伯法律委員会の月例会が、12日午後5時から28人が参加して開催された
今年初めての日伯法律委員会(石川清治委員長)月例会が、12日午後5時から7時まで、商工会議所会議室に28人が参加して開催された。
進行役はアレサンドラ・クリハラ委員が務め、初めに石川清治新委員長が就任挨拶を行なった。
続いてガブリエル・システル弁護士が、移転価格に関するソフトウエアのライセンス契約並びに技術移転、法人税、ローヤリティ、原価加算法(CPL),製造原価加算法(CAP)などについて説明した。
アントニオ・ラワンド弁護士は水使用に対する徴収権として、利用水源により連邦や州政府からの徴収先の変更や2010年からの井戸水利用に関する徴収権について講演した。
またファビオ・マラネジ弁護士は、善意の暫定措置令における技術革新投資に関する9種類の税制特典、ローヤリティ、パテントやクレジットについて説明した。
続いてアレサンドラ・クリハラ弁護士は、判決の執行、差押えや履行に関する法律の新規定について講演した。
最 後に元サンパウロ州議員の下元八郎弁護士が州高等仲裁裁判所について、最長でも180日以内に判決が下され、コスト、ブロクラシーや時間の節約になる同仲 裁裁判所の活用方法として、従業員の労働法問題、コンドミ二アム問題、医師の誤診、遺産相続、不動産賃貸契約問題などに関する問題での活用について講演した。