会議所78年の歴史に新しいページを開く企画、バス3台と自家用車に分乗した家族連れ134人が、天高い東山農場のたわわに実ったコーヒー園やNHK80周年記念ドラマ「ハルとナツ−届かなかった手紙」のロケ地とセット見学など、お父さんもゴルフを忘れて、子供の笑顔に目を細めていた
コンサルタント部会(桜井悌司部会長)とブラジルを知る会(清水裕美代表)共催の東山農場見学・シュラスコ大会は、晴天に恵まれた5日午前8時30分丁度に、ブラジルでは考えられないが誰一人として遅刻することもなく、満席のバス3台は、サンパウロ市から120キロのカンピーナス市の東山農場へ向かった。
この奇想天外な企画を考案した桜井部会長も驚くほどの参加者が殺到し、134人の参加者で締め切ったが、ウエイティングリストには10名以上の参加希望者がキャンセル待ちをしていた。また参加の中には普段昼食会に参加しない会員や12才以下の子供達44人も参加した。
広大な農場内はバスで移動し、収穫期真っ盛りのたわわに実った赤いコーヒー畑、コーヒー園のコロノとして入植した日本人移民も経験した慣れない手作業によるコーヒー豆の選別のデモ、今秋放送予定のNHK80周年記念ドラマ「ハルとナツ−届かなかった手紙」のロケ地とセット見学、図書館や博物館などブラジルの歴史や日本移民の苦労などいろいろ勉強になった。
昼食は美味しいシュラスコに東山農産加工の尾崎さんの厚意による酒カイピーニャ試飲会やサンリオの可愛いぬいぐるみの無償提供、雨天の場合を心配して張った大型テントや行き届いた岩崎透社長やスタッフ一同の心温まるご厚意で参加者全員楽しい1日を過ごした。
大成功に終わったこのイベントに対し、多くの参加者から家族連れの企画の要望も上がっていた。尚この農場見学の感想文をホームページに掲載致しますので、会議所の secretaria@camaradojapao.org.br までお送り下さい。