マデイラ河の水力発電所建設認可が下りる

2005年よりロンドニア州マデイラ河のジラウ水力発電所並びにサント・アントニオ水力発電所建設で、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)に対して環境ライセンス認可を求めていたが、漸く9日に予備認可が下りた。

この2水力発電所の発電能力は、4,450メガワットでイタイプー発電所の50%の発電能力を擁し、200億レアルから280億レアルの投資が見込まれており、経済成長加速プログラム(PAC)の最重要な案件で、2012年から発電開始が予定されている。

しかしIbamaは予備認可と引換えに、ダムに蓄積する沈殿物の排除、水銀のコントロール、遡上用魚道の設置など33件に上る要求事項を満たさなければならない(10日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=31797