今年第1四半期の鉱工業部門は国内景気の好調維持で売上、労働時間並びに雇用部門でそれぞれ増加したが、設備稼働率は生産性アップで0.1ポイント下げている。
今年初めの4ヶ月間の鉱工業部門の売上は前年同期比1.8%、労働時間は2.1%、雇用率は1.1%それぞれ増加したが、3月の設備稼働率は前年同月比1.1%減少、自動車工業部門の伸び率が第1四半期の50%に相当する伸び率を示している。
3月の鉱工業部門の売上は前月比0.5%と僅かに減少して7ヶ月連続の伸び率を中断したが、前年同月比では1.7%、前年第1四半期比では7.6%とそれぞれ増加、第1四半期の部門別では自動車工業、設備投資用機械・装置並びに金属工業の3セクターで増加率の64.4%を占めている。(2008年5月6日付けエスタード紙)