ドル安並びに国内経済が好調なブラジルへの中国製オートバイの輸入が急増しており、年間100万台のオートバイを生産するLifan社はブラジル進出を検討、Jialing社はすでにマナウスで生産しているが、今年は輸入オートバイの倍増を計画している。
Jialingu社は年間250万台のオートバイを生産、中国以外ではブラジル、コロンビア、インドネシアに生産工場を所有、マナウス工場では20万台の生産能力を擁しているが、昨年は2万台の生産に留まっている。
今年は4万台のオートバイ生産を予定しているが、20万台に達するまで毎年、増産を続けるが、中国からの輸入も4万台を予定しており、今年の売上は4,000万ドルを見込んでいる。
昨年の同社の輸出先トップはアルゼンチンの4,800万ドルで輸出の10%以上を占めていたが、今年第1四半期のブラジルへの輸出は1,275万ドルでアルゼンチンへの輸出額1,141万ドルを追い越してトップになっている。(2008年6月2日付けエスタード紙)