4月の中央政府(国庫管理局、中銀、社会保障院)のプライマリー収支黒字は167億4,000万レアルに達して記録を更新、4ヶ月間では480億3,000万レアルで政府目標の336億レアルを144億レアルも上回った。
ギド・マンテガ蔵相は政府目標を上回ったプライマリー収支黒字を政府系ファンド(SWF)設立資金として、ブラジル企業による海外企業の買収などの支援する目的での活用を検討している。
4ヶ月間のプライマリー収支は今年の政府目標の620億レアルの77.5%に達しており、GDP比5.31%で政府目標の2倍以上の黒字を記録している。
国庫管理局は金融取引暫定納付金(CPMF)が廃止になっても、4ヶ月間の税収は前年同期比17.8%に相当する282億レアル増加の1,866億レアルを記録、公共サービス関係のコンセッション及び石油からのローヤリティ収入が40億レアル増加している。(2008年5月28日付けエスタード紙)