5月の総合物価指数(IGP-10)は前月の0.45%から3倍増となる1.52%まで上昇、5月としては13年ぶりのインフレ高を記録、ジェツリオ・ヴァルガス財団調査の5月の総合物価指数(IGP-DI),並びに総合市場物価指数(IGP-M)もそれぞれ1.5%を上回ると予想されている。
卸売市場の物価高は食料品だけではなくなってきており、今後も中銀はインフレ抑制のために政策誘導金利(Selic)の上昇を続けると見込まれている。
4月11日から5月10日までの間のインフレ調査であるIGP-10の卸売り部門は前月の0.35%から1.91%に上昇、鉱工業製品は前月の1.0%から2.01%、と2004年11月以来のインフレ率を記録、鉄鉱石がヴァーレ社の価格調整で0.81%から15.51%に急上昇、ジーゼル燃料も 0.73%から3.68%に上昇している。(2008年5月16日付けエスタード紙)