2010年の投資額をGDP比21%に引上げ

新工業発展政策では現在のブラジルの投資額をGDP比17.6%から2010年には21%、世界に占める輸出比率を1.18%から2,088億ドル相当の1.25%、民間開発・技術革新部門への投資をGDP比0.51%から0.65%にそれぞれ引上げる目標を掲げている。

社会経済開発銀行(BNDES)は2010年までに2,100億レアルの融資枠を設け、平均スプレッドを昨年比 20%低減して資本財クレジットは1.5%から0.9%に下げ、イノベーションや研究開発部門のクレジットでは長期金利(TJLP)を年利6.25%、特に革新技術部門は年利4.5%の低利となる。

主な戦略分野は医療・保険、情報・通信、原子力エネルギー、防衛産業、ナノテクノロジー並びにバイオテクノロジー部門であり、世界リーダー産業育成として航空産業、石油・天然ガス・石油化学、バイオエタノール、鉱業、鉄鋼、紙・パルプ、食肉産業を掲げている。(2008年5月13日付けエスタード紙)

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