第1四半期の鉱工業成長率が鈍化

今年第1四半期の鉱工業部門の成長率は前期比0.4%と僅かに増加したが、3ヶ月間では前年同期比6.3%増加している。

第1四半期の鉱工業部門の内訳は資本財が前年同期比17.1%、中間財6.0%、耐久消費財13.6%、非耐久消費財が1.2%とそれぞれ増加したために、生産にはブレーキはかかっていない。

国内景気が好調を維持、格安長期ローン拡大、雇用の増加、実質賃金の上昇など経済成長率増加のシナリオで今後も堅調に推移すると予想されているが、食料品価格上昇によるインフレ圧力やSelic金利上昇に伴う金利の影響による景気動向を注意深く見守る必要がある。(2008年5月7日付けエスタード紙)

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