12ヶ月間のIGP-Mは9.81%に達した

食料品や鉄鋼、肥料、石油派生品などの鉱工業製品の卸売市場での値上圧力でインフレの警戒信号が点滅してきており、4月の最終12ヶ月間の総合市場 物価指数(IGP-M)累計は9.81%に達して、2005年同期の10.74%に次ぐ高率を記録、この間の農産物価格が26.86%も上昇している。

4月のIGP-M指数は0.74%で予想の0.36〜0.56%を大幅に上回っており、IGP-Mの60%を占める卸売物価指数(IPA)は0.65%上昇している。

今月の卸売物価は牛乳派生品が前月の4.90%から5.07%、米6.44%、特に小麦11.47%、最終1年間では58.69%、今年だけで 35.62%も値上げしてインフレ指数を押上げているが、ガソリン価格が5.0%値上げされれば、更に同指数を0.05%押上げる。(2008年4月30 日付けエスタード紙)

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